福岡市南区のS邸では、限られた敷地の中で、室内と外部空間をどのようにつなげるかが大きなテーマでした。
まとまった庭の面積を広く取ることが難しい条件でも、ウッドデッキと植栽を丁寧に組み合わせることで、建物のまわりに心地よい外部空間を生み出すことができます。
NEWSでは、外構を単なる駐車場や通路として考えるのではなく、建物・庭・植物が暮らしの中で自然につながる「アウテリア」として計画しました。

施工概要
| 所在地 | 福岡市南区 |
|---|---|
| 施工内容 | ウッドデッキ、植栽、機能門柱、透水インターロッキング、自然石 |
| 外構費用帯 | 300〜400万円 |
| 設計のテーマ | 限られた敷地を、ウッドデッキと植栽でつなぐ外構デザイン |

限られた敷地をどう活かすか
今回の敷地では、庭を一か所に大きく確保することは簡単ではありませんでした。
そこで、建物の外周をウッドデッキでつなぎ、外に出られる場所を一つの庭として完結させるのではなく、暮らしの中に庭の気配が連続するように計画しました。
リビングや開口部の先に緑が見えることで、実際の面積以上に奥行きが感じられます。限られた敷地だからこそ、どこに植栽を入れ、どの窓からどう見えるかを丁寧に考えることが大切です。

ウッドデッキで室内と外部空間をつなぐ
建物を囲むように配置したウッドデッキには、耐久性に優れたエコアコールウッドを使用しました。
ウッドデッキは、単に外に出るための床ではありません。室内の床と外部空間の間にもう一つの居場所をつくり、窓の先に暮らしの広がりを与えてくれます。
庭が狭い場合でも、ウッドデッキを動線として計画することで、建物のまわりを回遊できるようになり、外部空間の使い方に幅が生まれます。

植栽で建物の硬さをやわらげる
外構に植栽が入ることで、建物の直線的な印象はやわらかくなります。
今回の計画では、窓の位置や外からの見え方を意識しながら、建物の外周に植物を配置しました。葉の重なりや枝の動きが加わることで、外構全体に自然な奥行きが生まれます。
植物は、完成した瞬間だけでなく、年月とともに育っていく素材です。新築外構では、住み始めた後の景色まで考えて植栽を計画することが重要です。

使用した素材
- ウッドデッキ:エコアコールウッド
- 機能門柱:NEWSオリジナル06型
- 舗装材:透水インターロッキング
- 自然石:日田石
- 植栽:建物とデッキをやわらかくつなぐ中高木・下草類
この施工例のポイント
- 限られた敷地でも、ウッドデッキで外部空間を連続させたこと
- 窓から見える位置に植栽を配置し、室内からの景色を整えたこと
- 自然素材と植物を組み合わせ、建物の印象をやわらげたこと
- 風致地区の環境に配慮し、緑を取り入れた外構計画としたこと
限られた敷地でも庭はつくれる
庭は、広い面積がなければ成立しないものではありません。
小さな植栽スペースや、窓の先に見える一本の木、建物の外周をつなぐウッドデッキでも、暮らしの中に外を感じる場所をつくることができます。
福岡市南区で新築外構や庭づくりを検討されている方は、敷地の広さだけで判断するのではなく、建物との関係や室内からの景色まで含めて考えることをおすすめします。
よくある質問
敷地が狭くてもウッドデッキは作れますか?
可能です。広いデッキを作るだけでなく、建物の外周や窓まわりをつなぐように計画することで、限られた敷地でも外部空間を有効に使えます。
植栽を入れると手入れは大変ですか?
植物の種類や本数によって管理のしやすさは変わります。自然樹形を活かし、風通しよく植えることで、無理なく管理しやすい庭にできます。
300〜400万円の外構ではどこまでできますか?
敷地条件によりますが、駐車場やアプローチなどの基本的な外構に加えて、ウッドデッキ、植栽、門柱、自然石などを組み合わせた外構計画が可能です。












