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植物があると虫は増える?新築外構で知っておきたい植物と虫の関係

新築外構で植物をたくさん植えるとき、お客様からよく聞かれる不安のひとつが「虫は増えませんか?」ということです。

結論から言うと、植物が増えることで虫が来る可能性は高くなります。

なぜなら植物は、私たち人間だけのものではなく、虫や鳥、微生物など、さまざまな生き物とつながっている存在だからです。

葉の養分を吸うアブラムシ、幹に入って木を弱らせるカミキリムシ、葉を食べる毛虫、白いふわふわしたカイガラムシ、カメムシなど、庭木にはいろいろな虫がつくことがあります。

福岡の新築外構でも、植物を植えれば虫がまったく来ないということはありません。

ただし、ここで大切なのは、虫が来ること自体がすべて悪いわけではないということです。

植物と虫との関係を考えた新築外構の植栽
植物のある庭は、虫や鳥、微生物も含めた小さな自然の循環を生みます。

植物があると虫は増えるのか

植物にアブラムシがつけば、それを食べにテントウムシが来ることもあります。花が咲けば、虫が訪れることで実をつける植物もあります。虫がいることで鳥が来ることもあります。

つまり、植物を植えるということは、小さな自然の循環を庭に受け入れるということでもあります。

虫が来ること自体をすべて悪いものとして捉えるのではなく、植物がある暮らしの一部として理解することが大切です。

花や実を楽しめるジューンベリーと庭の生き物
花や実のある庭木は、季節の楽しみとともに小さな生き物を庭へ呼び込みます。

注意しなければならない虫もいる

一方で、注意しなければならない虫もいます。

たとえば、チャドクガやイラガのように、人が触れるとかゆみや痛みが出る虫。カミキリムシの幼虫のように、幹の中に入り込んで木を枯らしてしまう虫。カイガラムシやアブラムシのように、発生が多くなると植物を弱らせる虫。

こうした虫は、放置せずに早めに対応することが大切です。

福岡の庭木で見かけやすい虫

庭木につきやすいアブラムシ、カイガラムシ、カメムシ、毛虫、カミキリムシを描いた図鑑風イラスト
庭木につきやすい虫の一例。発生しやすい虫を知っておくことで、早めの点検や管理につながります。

福岡の庭木で見かけやすい虫には、アブラムシ、カイガラムシ、カメムシ、イラガ、チャドクガ、毛虫類、カミキリムシ、ハダニなどがあります。

ジューンベリーにはアブラムシやカイガラムシ、毛虫がつくことがあります。コナラには毛虫やイラガがつくことがあります。ツバキやサザンカにはチャドクガが発生することがあります。

また、幹に穴が空いて木くずのようなものが出ている場合は、カミキリムシが入っている可能性があります。この場合は木全体が弱ることもあるため、早めの確認が必要です。

花が咲く庭木と虫が訪れる庭づくり
花が咲く庭木は魅力がありますが、樹種ごとの虫の出やすさも知っておくことが大切です。

虫が来るから植物を植えない方がいいのか

ただ、虫が来るからといって、植物を植えないほうがいいとは私たちは考えていません。

殺風景な外構は、管理の手間は少ないかもしれません。しかし、そこに季節の変化や木陰、風に揺れる葉、花や実の楽しみは生まれにくくなります。

植物のある庭には、手間もあります。虫が来ることもあります。落ち葉もあります。

けれど、その代わりに、暮らしの中に季節や変化、やわらかさが生まれます。

大切なのは、虫をゼロにすることではありません。

植物と虫とうまく付き合う庭づくり

植物と虫とうまく付き合うためには、次のような考え方が大切です。

  • 虫がつきにくい樹種を選ぶこと
  • 風通しよく植えること
  • 木が弱らないように土を整えること
  • 定期的に剪定や点検をすること
  • 異変を見つけたら早めに対応すること

こうした積み重ねによって、植物と虫とうまく付き合う庭をつくることができます。

虫のトラブルが比較的少ないアオダモを使った外構
アオダモのように軽やかな樹形の木は、風通しを確保しやすく管理もしやすい樹種です。

虫のトラブルが比較的少ない庭木

比較的、虫のトラブルが少ない庭木としては、アオダモ、ソヨゴ、ハイノキ、ヤマボウシ、ヒメシャラなどがあります。

もちろん絶対に虫がつかないわけではありませんが、新築外構では扱いやすい樹種です。

反対に、ツバキやサザンカ、コナラ、ジューンベリーなどは魅力のある木ですが、虫の発生に注意しながら管理する必要があります。

樹種ごとの特徴は、外構・庭づくりのための樹木図鑑でも紹介しています。

常緑樹ソヨゴを使った管理しやすい庭づくり
ソヨゴのような常緑樹は、管理しやすい庭木として新築外構でもよく使われます。

NEWSが考える植物と虫の関係

私たちの庭づくりでは、植物をただ植えるだけではなく、その後の成長や管理も含めて考えます。

虫が来るから植物をやめるのではなく、虫が来ることも含めて、どう自然と付き合っていくか。

庭は、人間だけの空間ではありません。

植物があり、虫がいて、鳥が来て、季節が巡る。その小さな循環の中に、私たちの暮らしもあります。

植物を植えるということは、他の生き物を少し受け入れるということかもしれません。

よくある質問

植物を植えると虫は増えますか?

植物が増えることで虫が来る可能性は高くなります。ただし、虫が来ること自体がすべて悪いわけではありません。注意すべき虫を知り、早めに対応できる管理計画が大切です。

新築外構で虫がつきにくい庭木はありますか?

アオダモ、ソヨゴ、ハイノキ、ヤマボウシ、ヒメシャラなどは、比較的虫のトラブルが少なく、新築外構でも扱いやすい樹種です。ただし、どの木も絶対に虫がつかないわけではありません。

虫を減らすために大切なことは何ですか?

風通しよく植えること、土を整えて木を健康に育てること、定期的な剪定や点検を行うことが大切です。虫をゼロにするより、発生しにくく、早く気づける庭づくりを考えます。

まとめ|虫が来ることも含めて、植物のある暮らしを考える

虫が苦手な方もいらっしゃると思います。もちろん、人に害がある虫や、木を枯らしてしまう虫にはきちんと対応が必要です。

それでも、植物のある暮らしには、虫の存在を超える豊かさがあります。

私たちは、福岡の気候や土地に合う植物を選びながら、見た目の美しさだけでなく、管理のしやすさや虫との付き合い方まで考えた外構・庭づくりを大切にしています。

新築外構で植物を植えるか悩んでいる方は、「虫が来るかどうか」だけで判断するのではなく、「どんな植物を、どこに、どのように植え、どう管理していくか」まで考えてみてください。

植物のある庭は、手間も含めて、暮らしに奥行きを与えてくれます。

植物・庭づくりの考え方は、植物・庭づくりで失敗しない完全ガイドでもまとめています。

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