水という一つのテーマで、3つの庭をつなぐ外部空間
施工場所:広島県広島市吉島
お客様のご要望
広島県吉島の住宅展示場では、建物の三方向に庭として活用できるスペースがありました。
「水をテーマに空間全体をつなげたい」というコンセプトはありましたが、
それぞれの庭をどのように一体感のある空間としてまとめればよいのかが大きな課題でした。
NEW’Sのデザイン提案
私たちは、建物の内部から外を眺めたときに、一つの風景として感じられる庭を目指しました。
空間全体を貫くテーマは**「水の流れ」**です。
アプローチには、厳島神社にも使用されている高耐久木材エコアコールウッドを採用。
木製アプローチと鉄板アプローチを同じ幅でデザインし、水が流れるようなラインでつなぐことで、
異なる素材に統一感を生み出しました。
さらに、造作した水鉢(モミジ)と植栽が水の流れを感じさせ、木・鉄・植物という異素材を
やさしく調和させています。
これらの要素を凝縮したのが、中庭空間です。建物内部の床タイルと外部のタイルを同じエレメントとして連続させることで、室内と庭の境界を曖昧にし、一つの空間として感じられるデザインを実現しました。
建物と庭、それぞれの空間が自然につながり、
展示場全体が一つの景色として完成する外部空間をデザインしています。
使用素材
- 鉄板アプローチ
- エコアコールウッド木製アプローチ
- エコアコールウッド木製ランダムフェンス
- 造作水鉢
- モミジを中心とした植栽
- オリジナル台形クッション
デザインのポイント
外構や庭づくりは、素材を並べるだけでは美しい空間にはなりません。
木・鉄・水・植物・タイルといった異なる素材を
一つのデザインコンセプトで結び付けることで
建築と外部空間が一体となった豊かな景観が生まれます。
広島吉島展示場では、「水の流れ」というテーマを軸に
建物・中庭・アプローチ・植栽を一つのストーリーとしてデザインしました。
室内から眺めても、外を歩いても、一つの空間として心地よく感じられる展示場を目指したプロジェクトです。


























