福岡県糟屋郡宇美町 N様邸|リビング前の庭とタイルテラスで暮らしをつなぐ新築外構
福岡県糟屋郡宇美町のN様邸にて、新築外構・庭づくりを担当しました。
今回の計画で大切にしたのは、リビング前にある2つの大きな掃き出し窓を、ただ外を見るための窓で終わらせないことです。駐車場、アプローチ、タイルテラス、植栽、目隠しの塗り壁を整理し、建物と庭、そして毎日の暮らしが自然につながる外部空間を目指しました。

ご相談内容|リビング前に駐車場が来る計画を見直したい
N様邸には、リビング前に大きな掃き出し窓が2つありました。当初の外構計画では、その窓の前に駐車場が配置される予定でした。
もちろん駐車場は毎日の暮らしに欠かせない場所です。しかし、リビングのすぐ前が車のスペースだけになると、室内から見える景色が硬くなり、庭として使える余白も少なくなってしまいます。
そこでニューズでは、車の停め方から外構全体を見直し、リビング前に庭とタイルテラスを確保する計画をご提案しました。
ニューズの提案|駐車場を道路側へ寄せ、庭の余白をつくる
駐車スペースは道路側へ横付けするレイアウトとし、建物側には庭とタイルテラスを配置しました。
車の動線を整理することで、限られた敷地の中でもリビング前に外部空間を確保できます。室内から外へ視線が抜け、窓を開けたくなる庭が生まれました。
新築外構では、駐車場の位置が暮らしやすさと外観の印象を大きく左右します。N様邸では、駐車場をただ車を置く場所として考えるのではなく、庭・アプローチ・建物との関係を含めて計画しています。

リビングと同じ目線で楽しめるタイルテラス
リビング前には300×600サイズのタイルを使ったテラスを設けました。
タイルテラスは、室内から庭へ出るための中間領域です。洗濯物を干したり、椅子を置いて庭を眺めたり、子どもが外へ出るきっかけになったりと、日常の使いやすさを高めてくれます。
テラスと植栽を同じ庭の中で計画することで、植物を眺めるだけでなく、植物の近くで過ごせる外部空間になりました。

目隠しの塗り壁で、道路からの視線をやわらげる
道路からの視線は、建物の色味に合わせた塗り壁でやさしくコントロールしました。
外構の目隠しは、ただ高く囲えばよいわけではありません。リビングから見たときの圧迫感、道路から見たときの建物との一体感、庭の明るさを同時に考える必要があります。
N様邸では、塗り壁に表札やポストを一体化させ、機能門柱としての役割も持たせています。建物から抽出した色彩を外構にも取り入れることで、外壁と庭まわりが自然につながるデザインとしました。

植栽で建物の硬さをやわらげ、季節を感じる庭へ
植栽には、アオダモ、イロハモミジ、コバンモチ、ドウダンツツジ、ウメモドキ、ヤマテラシなどを組み合わせました。
落葉樹と常緑樹をバランスよく配置することで、春の芽吹き、夏の緑、秋の紅葉、冬の枝ぶりまで楽しめる庭になります。
建物の前に植物の枝葉が重なることで、外壁の直線的な印象がやわらぎます。道路から見たときにも、リビングから見たときにも、暮らしの中に自然が感じられる外構になりました。

透水インターロッキングで駐車場とアプローチを整える
車庫とアプローチには、透水インターロッキングを採用しました。
透水インターロッキングは、雨水を地面へ浸透させやすく、駐車場の表面に水が溜まりにくい舗装材です。コンクリートだけで仕上げるよりも素材感があり、建物や植栽とも調和しやすいのが特徴です。
毎日使う駐車場だからこそ、機能性だけでなく、道路から見たときの外観まで含めて計画することが大切です。

施工のポイント
- リビング前の駐車場計画を見直し、庭とタイルテラスを確保
- 道路側へ駐車スペースを寄せ、室内から緑が見える配置に変更
- 建物色に合わせた塗り壁で、目隠しと機能門柱を一体化
- タイルテラスと植栽を近い関係で配置し、室内と庭をつなぐ構成に
- 透水インターロッキングで、駐車場とアプローチの機能性と意匠性を両立
- 落葉樹と常緑樹を組み合わせ、四季を感じられる植栽計画に
使用素材・植栽
外構素材
- 車庫・アプローチ:透水インターロッキング
- 壁面:塗装仕上げ(建物色合わせ)
- テラス:300×600タイル
- カーポート
主な植栽
- アオダモ
- イロハモミジ
- コバンモチ
- ドウダンツツジ
- ウメモドキ
- ヤマテラシ
施工概要
- 所在地:福岡県糟屋郡宇美町
- 工事内容:新築外構、駐車場、アプローチ、目隠し塗り壁、タイルテラス、植栽工事、カーポート
- 設計・施工:株式会社ニューズ
まとめ|リビング前の外部空間が、暮らしの心地よさを変える
福岡県糟屋郡宇美町のN様邸では、駐車場の配置を見直すことで、リビング前に庭とタイルテラスをつくることができました。
外構工事は、駐車場や門柱を配置するだけの工事ではありません。室内から見える景色、道路からの視線、日々の動線、植物との距離感まで整えることで、住まい全体の心地よさが変わります。
建物と庭、そして暮らしをひとつにつなぐこと。それが、ニューズが考えるアウテリアの外構デザインです。











