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手入れが少ない庭は作れる?新築外構で考えたい管理しやすい庭づくり

新築で家を建てるとき、意外と見落とされやすいのが「庭の管理」です。

これまで庭を持ったことがない方にとっては、庭の手入れがどれくらい大変なのか、なかなか想像しにくいものです。反対に、すでに庭のある暮らしを経験されている方の中には、「草取りが大変」「木が大きくなりすぎた」「剪定のタイミングがわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

では、手入れが少ない庭は作れるのでしょうか。

結論から言うと、手入れが少ない庭は作れます。ただし、「まったく手入れをしなくていい庭」ではなく、「管理の負担をできるだけ少なくした庭」と考えることが大切です。

手入れが少ない庭は「計画」で決まる

手入れが少ない庭をつくるためには、最初の外構計画がとても重要です。植物の量、樹種の選び方、床の素材、排水、防草対策。これらを最初から考えておくことで、暮らし始めてからの管理の負担は大きく変わります。

管理しやすい庭は、植物をなくすのではなく、植える場所と量を絞って考えます。

植物の量を調整する

手入れを少なくする方法のひとつは、植物の量を調整することです。

植物が多ければ、その分、剪定や落ち葉の掃除、水やりなどの手間は増えていきます。反対に、植える場所を絞り、必要なところにだけ植物を入れることで、管理の負担はかなり軽くなります。

たとえば中庭やタイルテラスの一部を90cmほど切り抜き、そこに植物を植える方法があります。庭全体を土にするのではなく、タイルの中に小さな植栽スペースをつくることで、植物のある暮らしを楽しみながら、草取りや管理の範囲を最小限に抑えることができます。

庭は広ければ良いというものではありません。限られた場所に印象的な植栽を入れるだけでも、空間の雰囲気は大きく変わります。

タイルテラスの一部に植栽を入れると、草取りの範囲を抑えながら緑を楽しめます。

成長がゆるやかな植物を選ぶ

手入れを少なくするためには、植物の選び方も重要です。

成長が早い木は、数年で大きくなり、剪定の頻度も増えていきます。一方で、成長が比較的ゆるやかな植物や、3mから4m程度でまとまりやすい植物を選ぶことで、管理はしやすくなります。

たとえば、ドウダンツツジ、サンゴジュ、ウメモドキなどは、庭の雰囲気をつくりながらも、比較的管理しやすい植物として使いやすい樹種です。

もちろん、植える場所の日当たりや風通し、土の状態によって向き不向きはあります。大切なのは、見た目だけで選ぶのではなく、その場所に合った植物を選ぶことです。

成長がゆるやかな樹木を選ぶことで、剪定や管理の負担を抑えやすくなります。

タイルテラスは管理しやすい素材

庭の手入れを少なくしたい場合、床の素材選びも大切です。

管理のしやすさで考えると、タイルテラスはとても使いやすい素材です。土の部分が少ないため草が生えにくく、掃除もしやすいのが特徴です。汚れが出るとしても、主にタイルの目地部分が中心になります。

一方で、ウッドデッキは自然な雰囲気があり魅力的ですが、素材によっては1年から2年に1回程度、塗装などのメンテナンスが必要になる場合があります。

どちらが良い悪いではなく、「どれくらい手をかけられるか」「どんな雰囲気にしたいか」によって選ぶことが大切です。

防草シートと砂利で草取りを減らす

土のままの部分がある場合は、防草シートを敷き、その上に砂利を敷くことで、草取りの負担をかなり減らすことができます。

雑草対策として、すべてコンクリートにしてしまう方法もあります。ただし、コンクリートは排水計画が悪いと水がたまりやすくなったり、苔や汚れが目立ちやすくなったりすることがあります。

一見するとコンクリートは手入れが楽に見えますが、長い目で見ると、汚れや排水の問題が出ることもあります。庭の使い方や敷地条件に合わせて、素材を選ぶことが大切です。

砂利と植栽で管理しやすく整えた外構
防草シートや砂利、舗装材を組み合わせることで、草取りの負担を減らせます。

植物をなくしすぎないことも大切

手入れを少なくしたいからといって、植物をすべてなくしてしまうと、庭はどうしても殺風景になりやすくなります。

植物には、建物をやわらかく見せたり、季節を感じさせたり、室内から見える景色を豊かにしたりする力があります。1本の木や小さな植栽スペースだけでも、暮らしの印象は大きく変わります。

大切なのは、植物をたくさん植えることではありません。必要な場所に、必要な量だけ、効果的に植えることです。

手入れの少ない庭を考えるなら、植物をなくすのではなく、管理しやすい量に整えること。そして、その少ない植物がしっかり空間のポイントになるように計画することが大切です。

少ない植物でも、窓から見える位置に配置すると暮らしの景色が豊かになります。

まとめ|手入れが少ない庭は、無理なく続けられる庭

ニューズでは、植物のある心地よい庭を大切にしながらも、お客様の暮らし方に合わせて、できるだけ管理しやすい外部空間をご提案しています。

庭は、手間を増やすためのものではありません。暮らしを豊かにするためのものです。

だからこそ、無理なく続けられる庭づくりを考えることが大切です。

よくある質問

手入れが少ない庭は作れますか?

作れます。ただし、まったく手入れをしなくていい庭ではありません。植物の量、樹種、床材、防草対策を計画することで、管理の負担を抑えることができます。

庭の手入れを少なくするには何を優先すべきですか?

植物を植える場所を絞ること、成長がゆるやかな植物を選ぶこと、タイルテラスや砂利、防草シートを適切に組み合わせることが大切です。

手入れを減らすなら植物はなくした方がいいですか?

植物をすべてなくすと、外構が殺風景になりやすくなります。少ない本数でも効果的な場所に植えることで、管理しやすさと心地よさを両立できます。

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