新着記事

3台分の駐車場と緑豊かな庭を両立した新築外構|熊本県熊本市中央区 お客様邸

熊本県熊本市中央区のお客様邸の新築外構・庭づくりを設計施工しました。

今回の外構計画で大きなテーマとなったのは、3台分の駐車スペースを確保しながら、道路からリビングへの視線を遮り、植物をしっかり取り入れることでした。

当初はハウスメーカーの外構工事店へ依頼することも検討されていましたが、なかなか納得できる提案が出てこなかったそうです。

そこでホームページやInstagramで外構会社を探される中でNEW’Sを知っていただき、ご相談いただきました。

熊本市中央区 お客様邸の新築外構・庭づくり概要

3台分の駐車場、道路からリビングへの目隠し、緑豊かな庭を同じ敷地の中で両立した施工例です。駐車動線を確保しながら単木を点在させ、木製フェンスの前後にも植物を重ねることで、限られた空間に緑と奥行きをつくりました。

所在地熊本県熊本市中央区
工事内容新築外構・3台用駐車場・目隠し・アプローチ・植栽
主な課題駐車台数の確保、道路からリビングへの視線対策、植栽スペースの確保
主な部材コンクリート洗い出し、300×600mmタイル、エコアコールウッド、LIXIL カーポートSC
主な植物アオダモ、イロハモミジ、ドウダンツツジ、ハクサンボク、ヒゼンマユミ

この施工例の3つのポイント

  • 3台分の駐車動線を確保しながら、単木を点在させて緑をつなぐ
  • 木製フェンスと植栽を重ね、視線を遮りながら圧迫感を抑える
  • 建物の色とラインに合わせて、カーポートやフェンスを選ぶ
3台分の駐車場と緑を両立した熊本市中央区の新築外構
LIXILカーポートSCと植栽のある3台用駐車場
建物と調和するカーポートSCと緑豊かな外構

「駐車場を3台取ると、植物を植える場所がなくなる」という悩み

敷地の道路側にはリビングがあり、その前に駐車スペースを確保する必要がありました。

必要な駐車台数は3台。

一般的に駐車スペースを優先して計画すると、道路側の多くがコンクリートになり、植栽を入れられる場所が限られてしまいます。

お客様も以前の提案を見ながら、「3台分の駐車場を取ると、植物をたくさん植えることは難しいのではないか」ということを心配されていました。

そこでNEW’Sでは、駐車場と植栽を別々に考えるのではなく、車を停めるために必要なスペースを確保したうえで、その隙間をどう緑につなげるかを考えていきました。

大きな植栽帯をつくらず、単木を重ねて緑をつくる

植栽のために大きなスペースを確保してしまうと、3台分の駐車スペースが取りにくくなります。

そこで、まとまった植栽帯を一か所につくるのではなく、駐車や人の動線を邪魔しにくい位置に、樹形のきれいな単木を点在させる植栽計画としました。

アオダモイロハモミジなどの落葉樹を中心に、ドウダンツツジ、ハクサンボク、ヒゼンマユミなどを組み合わせています。

一本一本の植物に必要な場所はそれほど大きくなくても、見る方向に対して複数の植物が重なるように配置することで、限られたスペースの中にも緑の量と奥行きを感じられる外構になります。

駐車台数を確保することと、植物のある暮らしは、必ずしもどちらかを諦めなければならないものではありません。

道路からリビングへの視線を木製フェンスで遮る

もうひとつの課題が、道路側からリビングへの視線でした。

リビングの窓の位置を確認しながら、必要な場所に木製の目隠しフェンスを設置しています。

使用したのは、耐久性を高めた木材「エコアコールウッド」。

フェンスの色は建物に使われている木部の色調に合わせました。

目隠しだけを後から付け加えたように見せるのではなく、建物から外構へ同じ素材感や色のトーンをつなげることで、住まい全体に統一感を持たせています。

フェンスの前後に植物を配置し、リビングから見える景色に奥行きを

木製フェンスは、単独で配置しているわけではありません。

フェンスの道路側とリビング側、それぞれに植栽を配置しました。

室内から見ると、リビング → 植物 → 木製フェンス → 植物というように、景色が何層にも重なります。

目隠しフェンスだけで視線を遮ると、窓の向こうに大きな面ができ、圧迫感につながることがあります。

その前後に植物を重ねることで、フェンスの存在感をやわらげながら、室内から見たときにも奥行きのある庭の景色をつくることができます。

道路からの視線を遮るだけではなく、「リビングから何が見えるのか」まで考えることが、目隠し外構では大切です。

目隠しの高さや距離、植栽との組み合わせは、リビングのプライバシーを守る外構設計のポイントでも詳しく解説しています。

建物のデザインを邪魔しないLIXIL カーポートSC

3台分の駐車スペースには、LIXILのカーポートSCを採用しました。

カーポートは外構の中でも面積が大きく、建物の外観に与える影響も大きな設備です。

そのため機能だけで選ぶのではなく、建物の直線的でシンプルなデザインとの相性を考え、屋根と柱をすっきり見せられるカーポートSCを選定しています。

駐車場、カーポート、木製フェンス、植栽をそれぞれ単体で考えるのではなく、建物まで含めて色やラインを整えることで、外部空間全体をひとつの風景としてまとめました。

駐車場が広くても、緑のある外構はつくれる

駐車台数が多い住宅では、「駐車場を確保すると庭がなくなる」「全面コンクリートにするしかない」と思われることがあります。

しかし、大きな庭や植栽帯をつくらなくても、車の動線を読みながら一本一本の植物を配置し、それらが重なって見えるように計画することで、緑を感じられる外部空間をつくることはできます。

今回のお客様邸では、3台分の駐車スペース、道路からの目隠し、そして植物のある暮らしを、どれかひとつを諦めることなくひとつの外構としてまとめました。

限られた場所だからこそ、植物を「どれだけ植えるか」ではなく、「どこに植え、室内と外からどう見えるか」まで考える。

それが、駐車場と庭を心地よく共存させるための大切なポイントです。

使用部材

  • 車庫:コンクリート洗い出し仕上げ
  • アプローチ:300×600mm タイル張り
  • 木製フェンス:エコアコールウッド
  • カーポート:LIXIL カーポートSC

使用植物

落葉樹

  • アオダモ
  • イロハモミジ
  • ドウダンツツジ

常緑樹

  • ハクサンボク
  • ヒゼンマユミ

3台用駐車場と緑のある外構についてよくある質問

3台分の駐車場があっても植栽を取り入れられますか?

はい。大きな植栽帯を一か所につくらず、駐車や人の動線を妨げない位置へ単木を点在させ、見る方向に対して樹木が重なるように配置すると、限られた面積でも緑と奥行きを感じられます。

道路からリビングへの視線はどのように遮りますか?

道路、リビング床、窓の高さを確認し、必要な範囲へ木製フェンスを設置します。フェンスの前後に植物を重ねることで、視線を遮りながら室内からの圧迫感を抑えられます。

3台用カーポートを選ぶときのポイントは何ですか?

駐車のしやすさに加え、屋根の面積、柱の位置、建物の色や水平ラインとの相性を確認します。大きな設備だからこそ、住宅と外構全体を一体で見て選ぶことが大切です。

関連記事一覧

  1. 福岡県 糟屋郡 志免町 桜丘
PAGE TOP