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外構工事と費用・・・・・失敗しない外構工事のすすめ②

外構工事と費用・・・・・失敗しない外構工事のすすめ②

前回予告しましたが今回は”外構工事の費用”について

そもそも外構とは?そこからなのですが

(我々NEW’Sで定義するところのアウテリアです。)

”外構(がいこう)とは、居住、生活する建物

にある造物全体を指す言葉である。

建物を建てる敷地の内部であり

建物以外の部分とでもいいましょうか

敷地と道路に高さの差(高低差)があれば土を止める為に”土留”をしたり

車を止める”駐車場”を作ったり

表札やポスト、インターフォンを配置する”門塀”

建物に潤いを与える”植物”

目隠しや落下防止にフェンスや生垣

テラスやウッドデッキもこの中に含まれます。

範囲は建物と同じくらい

もしくは建物よりも範囲が広くなります。

昔から言われるのが建物の費用の

1/10くらいの価格が外構工事の費用

2000万の建物であれば200万といった所でしょうか

ただしこれは土留の範囲や車の台数

目隠しの範囲等によって大幅に変わってきます。

あくまで目安というところです。

私が仕事を始めた20年前からすると

工事の価格、例えば駐車場のコンクリートなどは

費用が高騰しております。

何故でしょう?

これは業界全体での問題

いや社会的な問題なのかもしれませんが

施工業者の人材不足と

職方の高齢化に伴う跡取りの不足、

それに伴う廃業というところが大きな原因でしょう。

本当に個人的な見解なのですが・・・

一生懸命頑張っても

そこまで儲からない・・・・

それもあるのかと思います。

手を使っての作業ですので

機械の様に均一にはいきにくい

最近は仕上げに厳しい方もいるので

やり直し等あれば一遍で利益は吹き飛びます。

それに加え外部の工事なので天気に左右されます。

雨が続けば作業はできませんし

厳しいお客様の場合は雨の中でも作業して

その後の手直しなんかもあります。

これが現状で、こんな状況なので

そもそも左官業をしようと思う人が少ないんですね

それに加え材料・運賃

どんどん高騰しております。

ただ逆転の発想で考えると

職方を目指す人がいない→

ブルーオーシャン(競争が少ない)→

手に職があれば→仕事は沢山ある!

という事にもなります。

 

話を戻しましょう

例えに出した駐車場のコンクリートの費用は

2019年現在では私が仕事を始めた2001年からすると

1.5~2倍近くになっております。

それでいくと一昔前の1/10の費用では厳しいですし

もっと厳しい費用、例えば・・・・・

1件100万という費用では(結構多いんです・・・)

それは物理的に無理がありますよ・・・・・・という話

100万といえども、けして安い金額では無いですよね

それは骨身に染みて解っています。

但し考えてください

断言ではないですが、ほぼ一生住むであろう環境

最低でも建物に合う雰囲気にはしてあげたいじゃないですか?

街を見渡せば

費用厳しかったんだろうな・・・・って思う外構工事よくあります。

コンクリートだけで仕上げ

ブロックとフェンスで囲まれ

木の1本も植わっていない

これでは建物が可哀そうですよ

せっかくの我が家が安く見えてしまうのです。

 

話は変わりますが

5年ほど前アメリカのシアトルに行ったとき

住宅地の環境が綺麗で本当にビックリしました

”環境が綺麗じゃないと自分の家が売れない”

”街並みを崩す家主は注意される”

住み替え・転売が主流のアメリカらしい

実に利にかなった考え方でした。

 

環境は連鎖していきます。

住みやすい綺麗な環境で生活したいのであれば

自ら率先して街並みに潤いを与える

環境を作っていくことも大切だと思うのです。

 

とは言え予算には限りがあります。

費用をかけないで綺麗に魅せる方法も

無い訳ではありません

極端な話、目に見える部分に

床の素材ではなくて

立ち上がり見えてくる部分に

予算のウェイトを置きましょう

例えば・・・・駐車場は砂利

その代わり目隠しの門塀や、植物などの

高さが出る構造物・植物に費用をかけるということです。

実は予算の1/3程度は駐車場などの

床の部分に費用がかかっているのです。

駐車場を砂利敷きにする

これだけでも大分予算を軽減できます

但し砂利はこぼれたり、沈んだりします

その都度メンテナンスは必要になる訳です。

安く抑えて豪華に魅せたいなんて

都合のいい話は無いんですよね・・・

手前みそではあるのですが

私達がオリジナルのプロダクトを作るのも

出来るだけ中間の費用を無くして

より綺麗な環境を作りたいと

思う気持ちの表れなんですね

私も一人の生活者として

自分でもここに住みたいなとか

これ欲しいなと、思えるような

物づくりをしたいと真摯に思っています。

繰り返しにはなりますが

安くて良いものなんて幻想は

大量生産・大量消費時代の話(しかも小売りの)

今の時代には無いと思って頂ければ幸いです。

とはいえ企業努力は怠らない様に

問題があればより良い方向に生かす

これは心がけたいと思っております。

次回は”デザイン”について書こうと思います。

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