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言い訳の効かぬ時代なのだ

昨日の報道

大谷翔平くんがMLBでホームラン王となった、と

それでもまだ

仕切りにパワーパワーと言うが・・

本当にそうか?

正しい理論と節制によって得られた体格と

何よりも技術では?

パワーが無いから

これまで獲れなかった

のでは無く良く言われる根性論に

紛れ括られた前時代の負ではないか?

偶々切り抜けられた時代

人達の感覚論が如何に当てにならぬか



さて今年

ダンロップフェニックストーナメントが50周年になる

ほんのほんの少しだけ

野球で『全国』を夢を見ていた子供時代

世界へ繋がるイベントが

始まっていたんだなぁと実感した記憶

僕らは予選を勝抜き県大会に出るぞ

が目標だったそんな時代

自分自身も負けても仕方ない

勝てるわけないし、が普通の時代

大学一年の秋

募られたダンロップフェニックスのバイトに行った

デカくて華やかでスタイリッシュな外国人と

横文字の飛び交う会場

かろうじて知る名前はジャックニクラウス

トムワトソンくらい

それは第4回大会で

一つ歳上のセベバレステロスが初参加4日間

スコアボードを持って歩くバイトだったが

上位選手では無く朝露の残る中18H

歩くとけっこう時間が余るのでコース徘徊へ

日本のトップ選手を観て

セベバレステロスはじめ海外選手を観る

兎に角衝撃的だった

目で球が追えない

見た事感じた事の無い感覚全く違う重低音だし

何せ速過ぎる、高過ぎるし飛び過ぎる

日本のトップがwood持ってるのに

セベは8番だから笑うしか無い

コースは長く洋芝

ラフは長く粘り強くてグリーンは硬いし速いし

このコースでこのメンバーでは

体格パワーで劣る日本人は無理、と

様子が変わったのがカルビンピートが勝ち

陳志明が勝った、ん?二人共とても小柄で飛ばない

見ててホント面白く無いプロ、が?

そして二年後に中嶋さんが技術で勝ち取り

言い訳の効かぬ時代へと



さて、あらゆるプロ、アマチュアスポーツでも

世界と闘える時代

なのに、政治家、官僚筆頭に

日本人『らしい』言い訳が多過ぎないか?

顔見つつシレっと信号無視

止まれ無視のテヘ割込する普通の人達

しかし、自分らの前には絶対に割込ませぬ

狭量な普通の人達自らの運転で

欧州を走ってみると良い

いや、やるべきだ

フェアな運転には

スムーズで快適なドライビング文化が体感出来るが

生き馬の目を抜く様なテヘっ運転は

必ず厳しいバッシングが来る

上手い、下手では無い

外国だからという言い訳も通用しない

これらかの世代へ本当の意味での

大国として受け渡す為にこそ

我々、その上の偶々良い時代を

生きて来れた世代が示さずどうする?

もう、言い訳をしない世代

言い訳の効かぬ時代なのだ


HIRO KIMURA

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