外構工事って難しいですよね？
特に福岡で新築を考えている方にとっては
外構のデザインや施工会社の選定に悩むことも
多いかと思います。

最近インスタグラムなどで

”外構迷子”

という言葉をよく目にします
こんな外構にあこがれる！とか
こんなデザインにしたい！とか
インスタグラムやピンタレストを見ながら
夢は広がるけれど
”私の家”となるとそれが急にわからなくなる・・・・
ハウスメーカーからの提案は
少しピント外れで
満足のいくものが得られないこともしばしば
セカンドオピニオンの業者さんは提案が良いけど高額！
そもそも、提案してもらっている物が適正なのか？
建物とデザインが合っていないのにこんな物なのか？
一体何が正解なのかわからない
まさに外構迷子！

あなたに質問です。そもそも外構工事必要ですか？

本当に初歩の初歩なのですが
必要かどうかなんです
少し想像して下さい
森の中に建つ一軒家に
境界ブロックやアルミフェンスは必要でしょうか？
無い方が建物も綺麗に見えるでしょう
外構業者からすると当たり前の事も
引いて見てみると必要無い常識だったりするのです
だから心から思うのですが

ゼロから考えて、必要かどうか考えてみる

そう考えて行くと必要な事が見えてきます
これはよくお客様に伝えているのですが

必要無ければ省いていい

私の家で言えば隣地境界のフェンスはつけていません
お隣の間取りとこちらの間取りを踏まえると
いらないと判断したからです
もしお隣から指摘されれば後で付けようと思いました

外構迷子の方にお伝えしたいのは
外構工事うんぬんではなくて
コンセプトを明確にしているのか？という事なのです
私たちが考えるコンセプトは
”ヒカリ輝く風です”とか”漆黒の陶器です”とかW
抽象的な事では無くて

お客様を体現している建物
それに合致した提案になっているか？
もしくは、建物をより良く魅せる
デザインになっているかという事です

もう少し細かく言うと

建物の色に合う素材選びをしているのか？
外壁と外構の壁の色がちぐはぐじゃないか？
玄関ドアの色と木材の塗装は合っているのか
建物が直線的でモダンなのに
外構はよくわからない曲線を多用してないか？
建物のリビングからの景観を意識した
植栽計画になっているのか？
建物を魅力的に見せる植栽計画になっているか？
そもそも外構図面に
建物の1F平面図が掲載されているか？
などなどです。

建物は間取りや素材を含め
お客様の嗜好が明確に表れるもの
まずはそこを踏まえ
そこからライフスタイルや家族構成を考えて

コンセプトを作っているかどうかという事です

一度コンセプトを明確にすると
そこに立ち返ればいいわけですから
インスタやピンタレストの綺麗な写真に
心動かされる事も少なくなるのです
この写真はうちのコンセプトに合わないから
見送ろう、こうなる訳です

かくいう私も外構迷子でした

2023年私は自宅を建てました
この仕事を始めて今年で25年になります
一般的にはプロのデザイナーだと思います
しかしながら・・・・・
自分の事となると
何が良いか判断が鈍ってしまう

今は外構の話に特化していますが
建物の間取りや建物の外観
色や素材やデザインなどなど

外構以外にも色々決めないといけないけど
奥さんとも意見が合わないから喧嘩になる

大前提としてローンの事や
予算が許すかどうかという事もある

自分がプロだという事を忘れるくらい
問題は山積していました

私の場合良かったのは

設計を依頼した建築家の方が
私たちの意見をまとめるのが非常に上手かったという事

客観的に見ると
その建築家さんは優先順位を決めていらないものは省き
必要な事には注力して考えてくれていました
私たちの要望をコンセプトとして汲み取り
これは合うとかこれは合わないとかを
取捨選択してくれました

その時思ったのです
コンセプトを立てる事の大切さを
沢山の情報に触れる機会が多い現代
選択肢が多ければ多いほど
迷い、流されるのですが

私に本当に必要なものはそう多くは無いのです

しかしながら自分達の事となると
25年選手のプロでも見えなくなります。
いや見えなくなりました！（事実）

外構迷子のあなたも
こんな私と同じだったのではないでしょうか？

私の話に戻りますが
建物で頂いたコンセプトを元に
外構もそのコンセプトに従い取捨選択をしていきました

その結果サンワカンパニーデザインアワード2023で
動画賞をいただきました。

コンセプトを明確にすると
客観的にも評価してもらえる、そう思いました。

私達株式会社ニューズは、建物をお客様と見立てて
建物に合うデザインを
建物をより良く魅せるデザインをしていきます

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