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外構工事とデザイン・・・・失敗しない外構工事のすすめ③

外構工事とデザイン・・・・失敗しない外構工事のすすめ③

 

外構工事(アウテリア)のデザインについて迷っている人

家を建てるけど外回りのデザインがピンとこない

外構業者から提案見積もりをもらったが

これで本当に家に合うのかわからない

外構工事にこだわりたいけど

どこに重点を置いて良いかがわからない

施工例の写真をインスタなどで見ていて色々迷う

本記事のテーマ

 

本記事を読んで頂ければ

今手元にある提案が”お客様の為の提案”なのか

”外構業者の都合がいい提案”なのかがわかります。

20年の経験5000件以上の提案と2000件以上の施工実績で見えてきた事

 

それは提案する側が

どこを見て提案しているのか

という事です。

毎年更新されるメーカーの

カタログと流行り廃り

私達の様な業者は問屋さんに

営業を掛けられる立場にあります。

問屋さんは大手のメーカーに

営業を掛けられていると思います。

その消費サイクルの中に

入っているかどうかという事です。

業者の都合で売りたいものを売っているかどうかということです。

 

極端な話

図面の中に例えばLIXILさんのカーポートと

門柱とフェンスという

偏ったメーカーでの提案で

植物など全く無くてさみしい図面であれば

少し注意が必要かなと思います。

それは業者にとって

都合の良い提案だからです。

一つのメーカーに統一することは色を合わせたり

デザインをあわせたりする上で良いかと思うのですが

建物に合う提案ではなく

安く仕入れ出来る商品で全体を構成しているかもしれません

 

外構工事はファッションに例えられることがあります。

お客様が建てられる家はまさにお客様自身

その印象をより良くするのも

残念な感じにしてしまうのも

外部空間がどう見えるかにかかって来るからです

お母さんがスーパーで買ってきた洋服で

全身をコーディネートして

すごいおしゃれであれば

お母さんはコシノジュンコかもしれません

お父さんはドン小西・・・・・・・ゲフン

それくらい建物を見ながら全体を構成して行くことは

難しいという例えです。(解りづらいか・・・)

話を戻しますが

 

建物に合う提案はという事は

建物から出てくる要素をくみ取っているかどうかという事

下記の内容を図面と見比べて見てみてください

・建物の色に合わせた壁面の色になっているか

・建物のテイストに合わせた植物になっているか

・建物の動線や軸線で車庫やアプローチのレイアウトをしているか

・外構の図面に建物の平面図がちゃんと記載されているか(建物の情報が外との繋がりで見えるかどうか)

基本的な部分が抑えられていれば

図面自体が綺麗に整って見えるものです。

繰り返しになりますが図面自体がさみしい場合は

出来上がりもさみしい印象になる可能性が高いです

ただし、だからと言って

極端すぎる装飾や沢山の素材が入り乱れる場合は

図面は豪華だけれど

出来上がりがうるさくなりすぎる場合があるので

これも注意です

日本の雨が多く四季の変化のある風土には

装飾が多くごちゃごちゃしすぎる外部空間は

もしかしたら合わないかもしれません

歴史的なより良い空間にそういった類の

外部空間は無いような気がするからです

趣味がてらよく住宅地を歩いて観て歩くのですが

10年後20年後を見据えている提案か

そうでないかは見ていて極端に解るものです。

古くても趣がある外部空間は

初めからそのように提案されているものです。

繰り返しになりますが

今手元に図面があるのであれば再度みてみてください

その図面に建物の平面図が記載されていない場合は・・・・・・・・・・・・

 

次回は外構工事の”耐用年数”について書こうと思います。

 

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